”あぁ~おもしろかった”と読み終わった後、宮尾さんご本人のあとがきを読んで”おぉーー”
となってしまった。この内容、龍村美術織物さんの創設者のお話・・
龍村美術織物さん・・存じ上げてるのです。
その昔、西陣の染色会社に勤めておりまして、龍村さんも取引先のひとつだったのです。
私がしていた仕事といえば、電話の応対、営業さんの補佐、生糸が毎日届くので、それの
受け取り、取引先の営業さんが来られたときの応対・・・などなどいろいろな雑用をこなして
おりました;。
なので、もちろん龍村さんの営業さんとも接してまして、この営業のNさんが男前やった。
いつも先輩に(この方は外部の方とは接触がない職種だった)”龍村のNさんが来たら
声かけてな~”と言われてて、来られたら先輩に知らせる;ということをやっておりました。
龍村さんの営業担当者とNさんが、染め上がった糸の色をチェックしている間、先輩は
陰からこっそり見つめるという・・・;。
その後、この先輩が退職され、なにがきっかけだったか忘れたけど、Nさんと親しくなり
ごはんに連れて行ってもらったりして、もし先輩が聞いたらめっちゃ悔しがるやろなぁと
ほくそ笑んだりなんかしてたのです;。
・・・というような昔の思い出に、この本を読んだ後、浸っておりました。一気に引き戻
されたなぁ~。あぁ~~懐かしっっっ。
あれから20数年・・Nさんも、どんなおっさんになってるかな~?
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